おはようございます。@blog02giriです。
今日はドラム式洗濯乾燥機として最廉価であるシャープのES-S7E-WLについてレビューしようと思う。
結論から言うと、「ドラム式洗濯乾燥機とはオカンである。」
私「洗濯めんどくさい…オカンやっといて~。」
母「しょうがないわね、代わりにやっとくから。いってらっしゃい!」
こんなイメージである。笑
この記事はこんな人にオススメ
・最低限の機能が欲しい一人暮らしの人
・シャープのドラム式洗濯乾燥機ってどうなの?
・なるべく安くドラム式洗濯乾燥機を導入したい人
最近流行りのドラム式洗濯乾燥機。
YouTuberレビュアーなどがこぞってオススメしている印象がある。
一人暮らしである私も導入してみようと検討したが、レビュアーの方々が紹介しているドラム式洗濯乾燥機はどれも30万円越えのものばかり(日立、パナソニックの上位モデル)。
社会人なりたての私にはとても買えるものではない。
そんな私が購入したのはドラム式洗濯乾燥機としては最廉価モデルのシャープES-S7E-WL(13万円台)である。
素人なりに良いところ、気になるところ、そして伝えたいことをつらつら書いた。
YouTubeでもレビューしているので、あわせて見ていただけるとわかりやすいかと思う。
メリット
・時間と場所の節約に
・洗濯機の上が収納スペースに
・衣類が最低限で足りるようになる
・時間と場所の節約に
まず、「時間の節約」が出来るようになった。
「洗濯だけでなく、乾燥までやってくれる…。まるでオカンやあ…。」
平日、仕事から帰ってくると、ご飯を作る、お風呂に入るだけで精一杯であるといった人は多いだろう。
私もその一人である。
ドラム式洗濯乾燥機を導入してからは、干すことを見越して洗濯機を回す必要が無くなった。
時間を気にせず、家を出る前や寝る前などに電源を付け、洗剤を入れるだけで洗濯から乾燥まで済むようになったためである。
また、「場所の節約」も出来るようになった。
私は都内の狭い1Kに住んでいることから、ドラム式洗濯乾燥機を導入するまでは、洗濯物を干すスペースを確保するのに苦労していた。
洋室5.5帖に占める洗濯物はかなり部屋を圧迫するものであった。
これが無くなったことも大きなメリットであった。
・洗濯機の上が収納スペースに
「おっと、意図せず新たに収納スペースが出来てしまった。」
私の家は狭い。
都内でそこそこ安い家賃で住むには広さは妥協せざるを得なかった。
そのため、少しでも収納スペースを確保する必要がある。
ドラム式洗濯乾燥機を導入してから、ドアが上に開くのではなく、前へ開くため、上のスペースが有効活用出来るようになった。
私はこの部分にタオルや部屋着、洗剤などを置いている。
また、以下のような棚を導入すると、更に収納が増えるだけでなく、スッキリと収めることが出来るのでオススメである。(私もお金に余裕ができ次第、導入したい…!)
・衣類が最低限で足りるようになる。
「また、パンツが無い…。」
ドラム式洗濯乾燥機を導入する前は、休みの日にまとめて洗濯していた。
そのため、少しでも洗濯をサボると、週末に下着が無くなってしまうといったことが頻繁にあった。
時には外に出ないことを理由にノーパンで過ごすこともあった…笑
ドラム式洗濯乾燥機を導入してからは、このようなことが無くなっただけでなく、洗濯すればすぐに着ることが出来るので、衣類が必要最低限の量で済むようになった。
意図せずミニマリスト化出来たのである。笑
デメリット
・服が傷むかもしれない
・洗濯量が多いと乾ききらない
・服が傷むかもしれない
「ああ、お気に入りのネクタイが縮んでしまった…。」
今回紹介するシャープのES-S7E-WLはヒーター式による乾燥方式である。
ヒーター式とは軽く説明すると、髪を乾かすドライヤーと同じ様に80℃程度の熱風で衣類を乾かす仕組みである。
この方式を採用しているドラム式洗濯乾燥機は本体代金が安いという利点の代わりに、服が傷みやすいといった欠点がある。
私は高価なブランド服や繊細な衣服を持っていないので関係のない話だと思っていた。
そう思っていたが…
お分かりいただけただろうか?
トランクスのゴム部の縮みが確認出来る。
そして写真ではわかりにくいが、このネクタイもわずかながら縮んでしまっている。
正直トランクスは消耗品だと考えているのであまり気にしていないが、ネクタイの縮みにはショックを受けてしまった。
お気に入りのネクタイだったのである。(わずかな縮みなので今まで通り使えるが、見るたびに凹んでしまう…)
この経験から、お気に入りの衣類には洗濯のみ(おしゃれ着コース)をオススメする。
説明書にはこのようにちゃんと記載がある。シャープさんごめんなさい、ちゃんと読んでいませんでした…。
・洗濯量が多いと乾ききらない
「あれま、半乾きだ。」
一度電源を入れてしまえば、乾燥まで全自動でやってくれることから、まさにオカン的な存在となったドラム式洗濯乾燥機であるが、洗濯の量が多いと、乾ききらない状態で乾燥が終わってしまうことがある。(上限量は洗濯7kg、乾燥3.5kg)
こうならないための対策は、2つある。
まず、1つ目が設定変更である。
設定にて、乾燥時間の変更(2時間まで)や乾燥具合の変更(しっかりめ)が出来るので、これにより改善される。
続いて2つ目は規定量の衣類を入れることである。
当然っちゃ当然だが、乾燥上限量の3.5kgは意外と少ない。
(乾燥上限量の3.5kgってどれぐらいなの?については伝えたいことにて記載する)
そのため、規定量ギリギリで洗濯をすると、半乾きになり、もう一度乾燥させなければならない。
一回で洗濯乾燥を完結させるには、規定量にて数回に分けて洗濯乾燥する必要がある。
続いてドラム式洗濯乾燥機の導入を検討している人に伝えておきたいことを書いていく。
伝えたいこと
・どこで買うべきか
・電気代、水道代
・どれぐらいの量なら乾くのか
・騒音はどれぐらいか
・使った後のお手入れ
・設置にはどれぐらいのスペースが必要か
・高価な上位モデルにはどんな機能がついているか
・右開き、左開き
・どこで買うべきか
「結論、Amazon一択である。」
理由は2つある。
まず1つ目は、家電量販店に出向いても、商品にありつけるかわからないという点である。
実際、私も3店舗ほど回ったが、このシャープES-S7E-WLを見つけることが出来なかった。
個人的な推測ではあるが、ドラム式洗濯乾燥機といったドル箱商品であるが為に、最廉価モデルを置くと、利益率が下がることから置いていないのであろう。
実際に商品を見て、購入を判断したかったために残念であった。
2つ目は、設置までに日数、費用がかかる点である。
家電量販店や一般的なネットショッピングサイトでは到着までに2週間~1か月程度を要する。
また、設置には1万円程度の費用がかかってしまう。
実際に価格.comの最安価格を見てみると130,000円(税込)であったが、設置費用が9,800円とある。(2/19現在)
Amazonであれば、配送、設置が2日後から指定出来るだけでなく、設置費用は110円と激安であった。(洗濯機引き取りありであれば1,760円)
購入、設置合わせて合計135,110円であった。
このままでは家電量販店が潰れてしまう。
そんな勝手な心配をしてしまうほどであった。
以上の2つの理由から、Amazonで買うことをオススメしたい。
・電気代、水道代
「ヒーター方式のドラム式洗濯乾燥機の電気代、水道代って高いの?」
ヒーター方式のドラム式洗濯乾燥機は、一般的な縦型洗濯機やヒートポンプ式を採用したドラム式洗濯乾燥機に比べ、電気代、水道代がかかると言われている。
公式ページでは一回あたりの電気代、水道代がこのように記載されている。
そこまで高いものではないことがわかる。
実際、導入した翌月と導入前月にて電気代、水道代の比較を行ったが、請求に大きな差は無かった。
ゆえに電気代、水道代はさほど気にする要因ではないと感じた。
・どれぐらいの量なら乾くのか
「洗濯乾燥容量の~kgってどれぐらいなの?」
洗濯機を検討するにあたり、洗濯乾燥容量は重要であるだろう。
しかし、~kgと表記されてもどれぐらいの衣類の量なのかわからないと思う。
今回紹介しているシャープES-S7E-WLは、洗濯容量7kg、乾燥容量3.5kgである。
一応、説明書には以下のように記載されている。
バスタオルであれば約11枚も入る計算になる。
意外と入るように感じたが、実際はどうなのか?
今回は一人暮らし男性の3、4日分の洗濯物をお見せしたいと思う。(下着類が写っているのは申し訳ない。)
3、4日洗濯物をためると、大体これぐらいの量になる。
(内容物)
・バスタオル3枚
・ヒートテック2枚
・ハンドタオル2枚
・トランクス4枚
・靴下4枚
測ってみると、1700g(1.7kg)であった。
これぐらいの量であれば、一回で乾かすことが出来るので、一人暮らしであれば十分なのではないかと思う。
・騒音はどれぐらいか
「洗濯とか乾燥の音ってうるさくない?」
一人暮らしの部屋は壁が薄いことが多い。
少しの騒音でもご近所トラブルに発展しかねない。
実際に洗濯、乾燥時にどれぐらいの動作音がするのか、気になると思う。
説明書の記載には、洗い時24dB、脱水時39dB、乾燥時36dBとある。
数値だけではイマイチピンとこない。
そこでどれぐらいの騒音に相当するのか、具体例を引用してきた。
20dB:置時計の秒針の音、40dB:図書館(引用:(株)東京環境測定センターより引用)
具体例からわかるように、静かである。
続いて、実際に動作しているところを動画に撮ってみた。
動画は、洗い時の様子である。
服が洗濯槽に叩きつけられる音が聞こえるだけで、モーター音などは気にならない。
よって、騒音は気にする要素ではないと思う。
・使った後のお手入れ
「使った後、掃除する必要があるって聞いたんだけど、めんどくさいの?」
ドラム式洗濯乾燥機には、使い終わった後にお手入れが必要だ。
このお手入れを怠ると、カビや故障の原因になるので、こまめに行う必要がある。
日常的にお手入れが必要なのは全部で4箇所あり、洗剤入れ、糸くずフィルター、乾燥フィルター、ドアパッキンである。
洗剤入れは水ですすぐだけ、糸くずフィルターは軽く糸くずを取り、水ですすぐ。
(洗剤入れ:軽く水ですすぎ、洗剤のヌメりを落とす。)
(糸くずフィルター:糸くずがべちゃっとへばりついているので、取って水ですすぐ)
乾燥フィルターは掃除機で吸うだけで済む。
(乾燥フィルター:掃除機で吸えばきれいに取れる)
ドアパッキンに関しては、濡れたキッチンペーパーなどで拭き取る必要がある。
(ドアパッキン:この部分が四箇所の中で一番汚れる、掃除しないと洗濯物にほこりが付着してしまう)
少々面倒ではあるが、これら全て合わせても2、3分以内には終わるので、洗濯物を干す時間に比べれば大したことはないと思う。
・設置にはどれぐらいのスペースが必要か
「狭い部屋に住んでいるけど、ドラム式洗濯乾燥機って入る?」
「結論、容量の少ない機種を選べば、大体大丈夫。」
一人暮らしの部屋だと、洗濯機置き場や玄関ドアが狭く、ドラム式洗濯乾燥機が搬入出来ないといったことを聞いたことがある。
しかし、最近のドラム式洗濯乾燥機はコンパクトであり、60cm程度の幅(防水パンサイズ64cm×64cm)があれば設置可能である。
ただ一つ注意点があり、側面の全長はしっかり確認しておく必要がある。(図の赤枠で囲んだ部分である。)
(左が今回紹介しているシャープのES-S7E-WL、右が同じくシャープの上位モデルES-WS13である。12.7cmも長いことがわかる。)
理由としては、向かい側の壁との距離が短いと、設置出来ない恐れがあること、仮に設置出来ても、壁からはみ出てしまうと圧迫感のある印象となってしまうためである。
しっかりメジャーで測定した上で、購入することをオススメする。
・高価である上位モデルにはどんな機能がついているか
「YouTuber達がこぞって紹介している日立やパナソニックの上位モデルのドラム式洗濯乾燥機ってどんな機能がついているの?」
私が今回購入したシャープのドラム式洗濯乾燥機は13万円台であり、ドラム式洗濯乾燥機としては最廉価のモデルかつ必要最低限の機能となっている。
では、30万円を超えるような上位モデルにはどんな機能が搭載されているのか、紹介したい。
1.乾燥方式がヒートポンプ式
一般的に廉価モデルにはヒーター式といった乾燥方式が採用されることが多い。
しかし、上位モデルにはヒートポンプ式という乾燥方式が採用されることが多い。
乾燥方式のイメージとしてはヒーター式がドライヤー、ヒートポンプ式がエアコンである。
それぞれのメリット、デメリットを表にしたので見てほしい。
表を見てわかる通り、お金を持っているのであればオススメはヒートポンプ式のドラム式洗濯乾燥機である。
お金のない私は、ヒーター式を選んだ。
理由としては高価であっても、いつかは壊れてしまうし、痛むと困るようなおしゃれ服には乾燥機能を使わなければよいと思ったためだ。
2.洗剤、柔軟剤の自動投入
これは字のごとく洗剤、柔軟剤を洗濯時に自動的に投入してくれる機能である。
自動で投入してくれるだけでなく、洗濯物量に応じて適切な量を投入してくれるそうだ。
あればうれしいが、洗剤を入れることはそんなに手間でもないので、私には必要なかった。
洗剤を洗濯機の上に置いておく必要がないので、洗濯機周りがスッキリするという点では少しうらやましかったが…笑
3.洗濯、乾燥容量が大きくなる
単に容量が大きくなり本体も大きくなったために、高くなっただけでしょと思っていたが、どうやらお金さえ積めば大きさもさほど変わらず容量も増えるらしい。
シャープの上位モデルであるES-WS13を見てみる。
寸法などはさほど変わらないにも関わらず、洗濯乾燥容量が多くなっている。
特に乾燥容量に関しては倍近い。
現状の3.5kgの容量では少ないと感じることもあるため羨ましいが、こまめに洗濯すればよいと考え、私ならブレずに安さを選んだ。
4.温水、高圧洗浄
温水や高圧で水を吹き付けることで汚れを落としやすくする機能が付くことも多い。
子供の居る家庭では、泥汚れ、食べこぼしなど頑固な汚れが付くので、便利な機能だと思う。
しかし、一般的な一人暮らしであれば、日常的に大きな汚れは付くことは無いだろう。
そのため、この機能も必要ないと考えた。
・右開き、左開き
「え?ドアの開く向きなんて選べるの?」
右開き、左開きとは、前に開くドアがどちら向きに開くかのことである。
意外と知らない人が多いようなので、一応紹介しておく。
一般的には左開きが選ばれることが多いが、部屋の構造や利き手によっては右開きの方が使い勝手が良い場合もある。
注意したいのが、左開きが右から左へ開ける(ヒンジが左)、右開きが左から右に開ける(ヒンジが右)ものなので、購入の際には間違えないようにしてもらいたい。
(左開き)
(右開き)
まとめ
今回はシャープのドラム式洗濯乾燥機であるES-S7E-WLについてレビューした。
使ってみた感想としては「ドラム式洗濯乾燥機とはオカンである」
便利さに気づいてしまったら元の生活には戻れない。
これから3月、4月と新生活を始める方は多いだろう。
この機会に導入を検討してみてはいかがだろうか。
「一家に一台オカンを。」それでは。
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