おはようございます。@blog02giri です。
今回は次回のiOSアップデート14.5にてiPhoneのロック解除がマスクをしたままでも可能になることを知ったので、つらつらと書いてみた。
新型コロナウイルスの影響で、私たちは外出の際、マスクを着用しての生活を強いられている。
日本国民の42.8%のシェアを誇るiPhone(出典:「2019年12月 iPhone・Androidシェア調査」MMDLabo株式会社(MMD総研))のうちの半分程度(体感だが)は、Face IDを認証システムとして利用しており、マスクを着用した状態での解除は出来ないため、iPhoneを開くたびに長いパスコードを入力することが強いられている状況だ。
新型コロナウイルスが蔓延し始めた頃、マスク着用下でもFace IDを解除する方法が出てきた。
その方法とはマスクを半分にしてFace IDを設定するというものであったが、ガセ情報だったのか、私含め周りにマスク着用下での解除ができたものは居なかった。
また、Face IDは、顔認証でエラーにならないとパスコードが入力できない仕様のため、私が外出する際はわずらわしさを無くすためにFace IDをオフにしていた。
そんなマスク生活が当たり前になり、特に明るいニュースもないと思っていたところ、嬉しいニュースが入ってきた。
マスク着用下でもiPhoneのロック解除が可能になったというニュースだ。
ただし条件もあるということで色々調べてみた。
・どういった手順でロック解除が可能なのか?
手順について簡単に説明していく。
英語ではあるが、動画もあるのであわせて見てみて欲しい。
通常、マスクを着用した状態ではFace IDでの解除は出来ず、しばらくするとパスコード入力画面が表示される。
それが次回のiOS14.5のアップデートでは、マスクを着用した状態でロック解除が可能になる。
なお、これには条件があり、Apple Watchが必要となる。
設定手順は以下の通りである。
・iPhoneの設定を開き、Face IDとパスコードの項目にてApple Watchでロックを解除する設定をオンにする。
・Apple Watchの設定を開き、パスコードの項目にてiPhoneでのロック解除と手首の検出の設定をオンにする。
(iPhone側の設定はiOS14.5リリース後に可能になるが、Apple Watch側の設定は現在でも可能なので設定しておくのもいいと思う。)
この設定を行い、ロック画面にて解除をすると、Apple Watch側にはあなたのiPhoneのロック解除をしました。あなたが解除していなければロックします。といった旨の通知が表示される。
どのようにマスク着用下でもロック解除を可能にしているかについての詳しい情報は明らかにされていない。
顔を覆った状態での認証は非常に難しいと思うので、ソフトウェア上でどのように解決したのか非常に気になる点である。
・いつから使用可能なのか、対応機種、注意点など
この機能はiOS14.5から使用出来る機能であり、現在ベータ版での利用のみ可能となっている。
私たちが使えるようになる一般公開は3月ごろを予定している。待ち遠しい。
対応機種としては、iPhone X以降のFace ID搭載機種となっている。
iPhone8、SE第二世代を利用している人には今回のアップデートは全く関係ない話となってしまう。
注意点としては、この機能はロック解除のみに使用出来るということだ。
アプリ購入、Apple Payなどを使用する際のFace IDによるロック解除はマスクを外した状態でなくてはならない。
まあ、アプリダウンロードは家のWi-Fiで行うし、Apple Payでの支払いもApple Watchを持っていれば問題なく使えるので致命的な問題ではないだろう。
・まとめ
条件付きではあったが、このニュースはFace ID搭載iPhoneを持つ多くのユーザーを歓喜させるだろう。
iOSアップデートが始まり次第、すぐに試し、感想を述べたいと思う。
運動しない私にはApple Watchは必要不可欠ではないが、これでより一層所持する理由付けとすることが出来た。
私は欲しいものがあると、何かと理由をつけて購入してしまう習性がある。
2021年は散財癖を少しは治したいところではあるが。
少し話はそれてしまうが、最近Apple Watch人口が増えてきた気がする。
日本でも心電図が測れるようになっただけでなく、Series6では血中酸素濃度が測定出来るようになった。
次期製品では血糖値が測れるようになるとの噂もある。
また、慶応義塾大学がApple Watchを使用した臨床試験を行っているなど2021年はApple Watch界が盛り上がりそうだ。